過払い金請求とは？

過払い金とは、法律で決められた金利を超えて支払われた利息の事です。本来支払う必要がないので「払い過ぎたお金」として返還請求することを「過払い金請求」といいます。
借金の返済中であっても、返済期間が長期に渡っている場合、本来の返済額を超えて払い過ぎている可能性があります。また、返済し終わった後でも過払い請求する事ができます。

尚、借り手側が請求をしない限り、貸金業者側から自動的に過払い分が返還される事はありませんので、消費者金融やカード会社のキャッシングの利用をしていて7年～10年以上にわたって返済している方、過去に取引があって既に完済している方は過払いがないか一度確認してみる事をお勧めします。

過払い金請求のメリット・デメリット

メリット

• 借金を返済中の場合、借金が減らせます。
• 返済中に過払い金請求を依頼した場合は督促がストップします。
• 払い過ぎた利息が戻ってきます。取引の期間や内容によっては過払い金が返ってくる可能性があります。
• 完済されていれば信用情報機関に事故情報が記録されることはありません。

デメリット

• 借金が残っている状態の場合、信用情報機関に事故情報が登録される可能性があります。
• 過払い金請求をした貸金業者からは新規の借入れができなくなる可能性があります。

過払い金請求の手続きの流れ